書評

【書評】中学受験で成功する子が10歳までに身につけていること

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本のタイトルと出版社は?

【中学受験で成功する子が10歳までに身につけていること】KADOKAWA
「伸び続ける子」が育つ76の習慣

 

この本を一言でまとめると?

著者の村上さんが20年間の中学受験指導を行ってきた経験をふまえ、低学年期にやるべきシンプルで効果の高い学習方法をまとめた本になります。

 

著者の紹介

著者は理数系専門塾「エルカミノ」代表の村上 綾一(むらかみ りょういち)さんです。学生時代から御三家(開成・麻布・武蔵)コースを担当し、その後フリーの講師に転身しています。複数の塾で御三家指導を行う一方で教材制作のため個人事務所を設立し、その後、村上さんの指導を仰ぎたい生徒が多くなってきたことから理数系専門塾「エルカミノ」を設立しました。

僕は「エルカミノ」を知らなかったのでホームページで調べてみました。

 

エルカミノはこういう塾

  • 2006年4月に設立!
  • 校舎は目白本校、本郷3丁目校、自由が丘校、吉祥寺校、たまプラーザ校、豊洲校、成城学園前校、武蔵小杉校、勝どき校の9校(東京2校、神奈川2校)!
  • 理数系専門で算数・数学オリンピックに向けた指導も行う!
  • 算数教育にこだわるのは中学受験で得点差が大きいことと「論理的思考力」を身につけるため!
  • 算数に飛び級あり(他の教科に飛び級はなし)!
  • 2020年度の中学入試結果は在籍男子62名、女子17名で筑駒5、開成10、麻布3、武蔵2、桜蔭3、女子学院2、豊島岡4、灘3、渋幕8など

 

 

なぜこの本を読んだのか?

パパ
理由は2つあるよ
  1. 息子のトシが現在6歳なのでこれからできることが書いてあったこと
  2. 実績のある中学受験塾の代表者がこれまでの経験をふまえて書かれた内容であったこと

僕は自己紹介でも書いたとおり中学受験の経験がありませんし、子供がまだ年長と年少なので中学受験の知識はゼロの状態です。そのため中学受験をするにあたり、これからいろいろな書籍を読んで情報収集をしようと思っています。

その栄えある一冊目が「中学受験で成功する子が10歳までに身につけていること」なのです。

近くの本屋で中学受験のコーナーに行ってみると本当にいろいろな本がありました。いろいろな本があるなかで、6歳のトシができそうなことが書いてあり、著者の村上さんが実績のある受験塾の代表者で、これまでの経験をふまえた再現性のある内容だと思ったので本書を選びました。

 

この本をどんな人に読んでもらいたいのか?

この本は年長から低学年の子供を持つ親に読んでもらいたいです。中学受験に向けてこれからどういうふうに育てていけばいいか悩んでいる人、中学受験をするのか、しないのか悩んでいる人にとって参考になる情報が満載です。子供を中学受験させるかどうか迷っている親にとっても読んでおいて損はありません。

第4章で「高学年での勉強のしかた」ということで1章分割かれているのですが、大部分は低学年向けのしつけや勉強法が書かれています。低学年のうちにしつけや勉強法をしっかり身につけたことを前提として「高学年での勉強のしかた」が活きてくる内容かと思いました。

 

 

何が書いてあった?

目次

第1章 低学年のうちに取り組みたいこと

第2章 低学年のうちにやってはいけないこと

第3章 低学年での勉強のしかた

第4章 高学年での勉強のしかた

第5章 親の疑問にお答えします(Q&A)

第6章 学力別・科目別 勉強のコツ

第7章 成功するために家庭でできること

終章  本当に大切なこと

 

それぞれの章で共感したこと

第1章 低学年のうちに取り組みたいこと

この章は勉強の前段階として生き物に触れたり、絵をどんどん描かせたり、外で遊ばせたりといったことなどが重要であると書かれています。

僕も全く同じ考えです。特に生き物に触れることの重要性は一番共感できました。僕も子供のころにダンゴムシやザリガニを捕まえて遊んだ経験があったことで子供にうまく説明することができました。また、先日のクイズ番組でリーフフィッシュの写真を見て何の魚が当てるという一般の正答率数%の問題が分かったのも、熱帯魚の飼育経験があったからです。

パパ
現在は関東に住んでいますので、子供たちと動物園や水族館に行って生き物に触れさせてあげたいですね。

 

第2章 低学年のうちにやってはいけないこと

この章は低学年のこどもがやっていけないことがいろいろと書かれています。

この章で僕が一番共感したことは、

「先取り学習は逆効果」

ということです。

僕も他の受験ブログを読んでいると、「同じ年の子が公文でここまで進んでいる!」とか「他の子が塾でこんなことを勉強している!」とか気になったりするものです。こんなことを心配する必要はないんだなということが分かりました。

低学年のうちは先取り学習よりも大事なことがあると書かれています。

 

第3章 低学年での勉強のしかた

この章は低学年での勉強のしかたがいろいろと書かれています。

この章で僕が一番共感したことは、

「丁寧な字は必要なときだけでいい」

ということです。

 

親としてはきれいな字を書いてほしくて「字はきれいに!」と言いがちですが、そこにこだわるよりも大事なことがあると書かれています。

 

第4章 高学年での勉強のしかた

本書は基本的に低学年向けの内容ですが、この章は高学年向けの勉強のしかたが書かれています。

この章で僕が一番共感したことは、

「やる気があろうがなかろうが、必ず勉強する」

ということです。

僕は子供のやる気がないときはやらないでいいというスタンスでした。でもそれだと気分次第で動くことが身についてしまい、特に中学生になってから大変になるとのことです。

トシは年長ですが、小さい頃から勉強するのが当たり前という環境を作ることが大事だと理解しました。同時に子供のやる気がないときになぜないのかという分析も必要かと感じました。スケジュールを詰め込みすぎていないか、科目ごとの勉強量は必要か、気分転嫁できているか、ご褒美をあげるか否かなどを考えて無理なく勉強を習慣化できればと思います。

 

第5章 親の疑問にお答えします(Q&A)

この章は親が持つ様々な疑問に答えている章です。

この章で僕が一番共感したことは、

「学校では十分でない基礎学力の補てんという点で、そろばん教室や公文はとてもいい」

ということです。

実は僕自身も小さい頃は公文をやっていて、公文のおかげで基礎学力がついたと考えています。トシも公文をやり始めましたが低学年のうちは算数と国語の基礎学力をつけさせたいと考えています。

 

第6章 学力別・科目別 勉強のコツ

この章は国語、算数、理科、社会の科目別に勉強のコツがいろいろ書かれています。

この章で僕が一番共感したことは、

「低学年に記述の練習はいらない」

ということです。

 

もちろん記述は中学、高校、大学、就職のそれぞれの場面で必要になってきますが、低学年のうちは記述力よりも伸ばすべき力があると書かれています。

英語の話と通じるものもあるなとも思いました。日本語という土台がしっかりしている人は英語もできるようになる。

きちんと土台があって次のステップに行けるということが感覚的にもわかる内容が書かれていました。

 

終章 本当に大切なこと

この章は本当に大切なことがいくつか書かれています。

この章で僕が一番共感したことは、

「教育ママ・パパになろう」

ということです。

 

他人からのウワサは気にしないで自信をもって教育ママ・パパになろうということが書かれていました。

パパ
僕も自信をもって(?)教育パパになります!

 

学年別小学生に読ませたい本

小学生に読ませたい本が学年ごとに5冊ずつ、合計30冊紹介されています。

読ませたい本

1年生 「であえてほんとうによかった」ポプラ社、他4冊

2年生 「かわいそうなぞう」金の星社、他4冊

3年生 「島ひきおに」偕成社、他4冊

4年生 「走れメロス」新潮社、他4冊

5年生 「天使のいる教室」童心社、他4冊

6年生 「車輪の下」新潮社、他4冊

 

本書の結論

どんな結論を説明してくれる本なのか?

著者の村上さんが20年間の中学受験指導を行ってきた経験をふまえ、低学年期にやるべきシンプルで効果の高い学習方法をまとめた本なので、低学年の子を持つ親が実際にやるべきことが具体的に書かれている本です。

 

この本を読んだ感想?

各章ごとに共感した内容は前述のとおりです。中学受験初心者の僕にとっては、小さい頃にやるべきこと、やってはいけないことが網羅的に書かれてあってすごくためになりました。

すでにやっていること、これからやろうと思っていること、やろうと思ってもできないなと思っていることなどいろいろありますが、まずは

早寝早起きの習慣をつける!

を実践します!

そうです。うちのトシは朝起きるのが遅いのです。週末のお出かけの日はすごく早く起きるのですが。。

 

村上 綾一(むらかみ りょういち)さんの他の著書は?

村上さんは本書のほかに「人気講師が教える理系脳のつくり方」文藝春秋、「面積迷路」学研マーケティング、「1日10分で大丈夫!「自分から勉強する子」が育つお母さんの習慣」ダイヤモンドなどの著書があります。

 

 

まとめ

中学受験で成功する子が10歳までに身につけていることは低学年のこどもをもつ、特に中学受験初心者には大変参考になる情報が満載の本です。

 

ありがとうございました!

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